第13話
本の精霊ビブリオン
王立学術院院長であるベディボアから、“勇者”になって「淘汰」からこの世界を救え――と命じられたユーク。その第一段階として、「グラッド・シィ=イム」の封印に向けたミッションを4組のパーティが合同で行うことになり、王都内にあるヴォーダン城に乗り込もうとする。怪しげな老人ロゥゲの導きで辿り着いたのは、城内の王立資料庫であった。そこで歴史書や魔導書に触れた彼らは、「淘汰」と「グラッド・シィ=イム」の重大な秘密を知る。
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Aランクパーティを離脱した俺は、元教え子たちと迷宮深部を目指す。
「抜けさせてもらう!」 赤魔道士のユークはそう啖呵を切って、5年間在籍したAランクのパーティ「サンダーパイク」を離脱した。彼は、他のメンバーから過小評価、否、バカにされていたことに耐えきれず、ついにその地位を捨てたのだ。 パーティを探していたユークはマリナ、シルク、レインという元教え子3人と再会し、彼女たちのパーティに加入した。「先生」と慕ってくれる彼女たちに励まされ、ユークはその規格外の魔法力とスキルを存分に発揮し、マリナたちの能力を見事に引き出すことで次々にクエストを達成。そして、配信用魔法道具(アーティファクト)「キャメラット君」による“冒険配信”を通じて、パーティ「クローバー」は世間に名を馳せていく。 そんな「クローバー」の夢は最難関迷宮【無色の闇】の踏破。それを叶えるため、様々な迷宮(ダンジョン)に挑戦するが、徐々に世界を揺るがす混沌へと巻き込まれていく──
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