俺らの将来
温和なリーダー・エディが合流したことで、ようやくまとまり出したCES−62のバックアップクルー。
その夜、デザートラッツ訓練場の施設の前では、たき火が焚かれていた。たき火を囲むのは、エディ、ベティ、フィリップ、カルロ、アンディ、六太の6人全員。火を囲んで話すと、人は嘘を付けなくなるらしい。自分の事、家族の事を正直に話せば、互いに親睦が深まるというエディの考えだった。
六太が日々人のPD(パニック障害)と復帰試験の事を話し終わると、次はベティの番となった。実は8歳のクリスという息子がいる彼女。出産と育児のために、宇宙飛行士を退いていた時期があり、まだ宇宙に行ったことがないという。そして彼女の夫は、宇宙飛行士の故タック・ラベルだった。
タック・ラベルは、CES—43クルーとしてブライアンと一緒に月へ向かい、帰還時の事故で帰らぬ人となってしまった。事故直後、ベティはもう自分は宇宙飛行士には戻らないと思っていた。だが、それから三年ほど経った今、クリスがまた宇宙に興味を持ち始めたらしい。
「ねえママ。月から見た地球ってどんなかな?」
ベティはそれを嬉しく思い、父親の代わりにその問いに答えようとしているのだ。
翌日、正規クルーと合同した六太たちは、デザートラッツでの最後の訓練を始めようとしていた。現場にはピコ・ノートンがおり、自らが開発の指揮をとった『新型の月面着陸船』について説明した。
訓練後、ピコは幼馴染であるビンスと酒を酌み交わしながら、少年時代にリックとした『約束』を語った。
「いつか、リックが管制官になり、宇宙飛行士になったビンスに指示を送る。そのビンスは俺の作った、宇宙船に乗る——」
リックはもういないが、もうすぐ夢が叶うところまで来たというピコ。なぜなら、ピコが作った船でビンスが月へ行った時、管制室から着陸の誘導をするのは、キャプコム担当の宇宙飛行士、『リックによく似た、六太』なのだから——。
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宇宙兄弟
TVアニメ『宇宙兄弟』読売テレビ 宇宙飛行士となった弟、無職の兄。約束をかなえた弟、約束を思い出す兄。約束の宙(そら)を目指す、宇宙兄弟の物語が始まる。
放送スケジュール
02/22 (土)
- 日本テレビ・17:30
- TeNY・17:30
- 中京テレビ・17:30
- 読売テレビ・17:30
- 長崎国際テレビ・17:30
07/11 (金)
- アニマックス・19:00
02/15 (金)
- チバテレビ・18:30
前後の話
- 第92話 孤独な彼ら
- 第93話 心の片隅に
- 第94話 ワクワクチームワーク
- 第95話 俺らの将来
- 第96話 宇宙飛行士であり父であり
- 第97話 消えないんだ
- 第98話 最強の宇宙飛行士
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