Anitick
第14話

冬に咲く春の花

――儚げで、弱々しくて、誰かに導いてもらわなくてはいけない、そんな娘はいま居なかった。

春の代行者・花葉雛菊は、無辜の人々を守るため、迫りくる観鈴と対峙することを決意する。相対する「華歳」は、ビルの内部に数々の爆弾を仕掛けており、時間に猶予はない。

「それ持って、雛菊とさくらで、上、行こう?」

主の身を案じ、すぐに決断することができないさくらに、雛菊は語りかける。

「……ごめん、ね、さくら。雛菊、今日しか、これ、言いません」

「賊から、民を、逃がすこと。至上命令、とします。春の代行者としての、“君命”です」

普段の可憐な雛菊とは違う、神々しく毅然とした態度はまさに現人神。

「少しでも、多くの、命を、守る。その、お手伝いを、して下さい」

民を救わんとする姿に、さくらのみならず、その場にいた全員が心を揺さぶられた。

そして、冬の代行者・寒椿狼星とその護衛官・寒月凍蝶も、二人のもとへ向かう。

代行者の始まりの物語は、ここで転機を迎える。

――春と夏と秋と冬は、人間の一部にその力をお与えになり、冬は永遠に春を愛す時間を得た。

かくして世に四季の代行者が生まれたのである。

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春夏秋冬代行者 春の舞

2026年春 2026年冬 TVAT-X、BS11イレブン、CBCテレビ、HBC北海道放送、MBS毎日放送、TOKYO MX 配信Abemaアニメ、Abemaアニメ3、YouTube、アニメLIVE
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「春を咲かせよう。すべての人に春を」 “四季の代行者”とは——四季の神々から与えられた特別な力で各地に季節を巡らせる現人神。 人々が当たり前に感じている四季の巡りは、彼らの不断の努力によって保たれている。 しかし春の代行者・花葉雛菊がテロ組織に誘拐され行方不明となってから、大和国の季節は春だけが消え去ったままだった。 「雛菊様、独りにしないで。お願い帰ってきて」 自らの生活を全てなげうって主を探し続けた春の護衛官・姫鷹さくら。 大切な友人を守れなかった冬の代行者・寒椿狼星と冬の護衛官・寒月凍蝶。 十年の時を経て雛菊が突然の帰還を果たしたことで、止まっていた彼らの物語が動き出す。 様々な想いを抱えながら、雛菊とさくらは春を届ける旅を始める。 「二人で、生きる、の」 二度と手放さないと誓った少女とともに生きるために。 「あの二人は小さな恋をしていたんだ」 引き離された初恋の人に再び会うために。 「私達を傷つける、すべての者達に告ぐ」 誘拐され不条理に奪われた日常を取り戻すために。 雛菊とさくらは歩み続ける。 春を必要とする人のために。 悲しみの淵にいる人に寄り添うために。 何度傷ついても生きようと願う人に、希望を届けるために。 「私は貴方を守る。貴方も私には春をくれる。だから大丈夫、共に参りましょう」

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放送スケジュール

06/28 (日)

  • BS11イレブン・00:00
  • TOKYO MX・00:00
  • アニメLIVE・00:00
  • CBCテレビ・02:07
  • HBC北海道放送・02:28
  • MBS毎日放送・02:38

06/29 (月)

  • AT-X・22:00

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