第26話
ポケットをふくらませて
無数の七影蝶に包み込まれ、存在が消えていく中で、七海はうみへと戻った。
そこで17歳のしろはと再会し、すべてを成し遂げた達成感に包まれるうみ。
しかし、羽依里たちと過ごす夏の日々はもうやってこない。
おかーさんの子守歌を聴きながら、うみは安らかな眠りについて――繰り返される夏――祖母の遺品整理を手伝うため、鳥白島を訪れた鷹原羽依里は……。
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Summer Pockets
眩しさだけは、忘れなかった。 亡くなった祖母の遺品整理のために夏休みを利用して、 鳥白島にやってきた主人公の鷹原羽依里。 祖母の思い出の品の片付けを手伝いながら、 初めて触れる「島の生活」に戸惑いつつも、順応していく。 海を見つめる少女と出会った。 不思議な蝶を探す少女と出会った。 思い出と海賊船を探す少女と出会った。 静かな灯台で暮らす少女と出会った。 島で新しい仲間が出来た── この夏休みが終わらなければいいのにと、そう思った。
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