Anitick
第8話

悪魔に魅入られた家族

ある日メグはラピスの街に住む少女、メアリの首筋に火傷のような傷跡を見つける。それは悪魔の生贄になった証「悪魔の烙印」。悪魔は非常に危険な存在のため、ファウストはメグにメアリと関わることを禁じるが――

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ある魔女が死ぬまで

「お前、あと一年で死ぬよ」 十七歳の誕生日を迎えた見習い魔女のメグ・ラズベリーは、 魔法の師匠であり、魔法界トップの七賢人に名を連ねる 『永年の魔女』・ファウストから、 突如として余命一年であることを告げられる。 メグは『死の宣告』の呪いにかかっていたのだ。 呪いによる死を免れる方法はただ一つ。 手にした者に不死をもたらす、『命の種』を生み出すこと。 そして、『命の種』の材料となるのは、 感情の欠片――人が喜んだ時に流す、嬉し涙。 「それで、一体どれくらい涙を集めればいいんですか?」 「千人分だ」 「……はい?」 こうして、メグは嬉し涙を集めるため、様々な人たちと関わっていく。 幼馴染みで大親友のフィーネ。 ファウストと同じ七賢人の一人――『英知の魔女』・祈。 メグと同い年にして七賢人に名を連ねる天才少女、 これは、余命一年を宣告された未熟な魔女、 メグ・ラズベリーが起こす、奇跡の物語。

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