第10話
潮騒と共に祝福の鐘は鳴る(前編)
足の治療を買って出てくれた『生命の賢者』ジャックに会うため、メグは水の都アクアマリンを訪れる。そこで自身がファウストに引き取られた経緯とこの街に呼ばれた本当の理由を知って――
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ある魔女が死ぬまで
「お前、あと一年で死ぬよ」 十七歳の誕生日を迎えた見習い魔女のメグ・ラズベリーは、 魔法の師匠であり、魔法界トップの七賢人に名を連ねる 『永年の魔女』・ファウストから、 突如として余命一年であることを告げられる。 メグは『死の宣告』の呪いにかかっていたのだ。 呪いによる死を免れる方法はただ一つ。 手にした者に不死をもたらす、『命の種』を生み出すこと。 そして、『命の種』の材料となるのは、 感情の欠片――人が喜んだ時に流す、嬉し涙。 「それで、一体どれくらい涙を集めればいいんですか?」 「千人分だ」 「……はい?」 こうして、メグは嬉し涙を集めるため、様々な人たちと関わっていく。 幼馴染みで大親友のフィーネ。 ファウストと同じ七賢人の一人――『英知の魔女』・祈。 メグと同い年にして七賢人に名を連ねる天才少女、 これは、余命一年を宣告された未熟な魔女、 メグ・ラズベリーが起こす、奇跡の物語。
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前後の話
- 第7話 言の葉と災厄と式典と
- 第8話 悪魔に魅入られた家族
- 第9話 古き大樹は眠る
- 第10話 潮騒と共に祝福の鐘は鳴る(前編)
- 第11話 潮騒と共に祝福の鐘は鳴る(後編)
- 第12話 私の愛した人たち
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