第4話
唐辛子の指先
指先が唐辛子になった高校生・隆晴がラムネのところに相談にきた。
隆晴は、自分が怪に憑かれた理由に心当たりがあるようだ。
ラムネが貸し出した怪具「爪錐」は、自分を隠すことなく曝け出すと嚢中から出せるようになる。
隆晴の手では嚢の紐を解くことすら叶わなかったが……。
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怪病医ラムネ
人に心がある限り、悩みを抱える者がいる。そこに“怪”が入り込み、身体に奇妙な症状を引き起こす。“怪病”と呼ばれるその病は、人知れず、だが確かに存在している。現代医学では治す手立ての見込めないその病に、弟子と共に立ち向かう医者がいた。その名はラムネ。風貌は決して医者には見えず、どんな時も自由にふるまい、さらに口まで悪い。けれどひとたび怪病に向き合えば患者たちが心の底に隠していた悩みの原因を、瞬時に暴いて治療する。そしてその先には――。
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