第12話
命の選択
フレッドの失踪の調査が終わり、ゼノスが王立治療院を発つ日になる。
同日、とあるパーティホールでは、フェンネル卿の後押しも得て、次期院長への当選を確実なものにしたゴルドランが、派閥員と支援者を集め院長就任前祝のパーティを開いていた。
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一瞬で治療していたのに役立たずと追放された天才治癒師、闇ヒーラーとして楽しく生きる
闇医者ならぬ闇ヒーラーは 怪我を治し、 人を癒し、世も正す…? 「お前最近何もしていないよな、 ぶっちゃけもういらないんだ」 冒険者パーティから役立たずと言われ、 一枚の金貨を手切れ金に 追放された治癒師の青年ゼノス。 貧民の生まれで、自己流の治癒魔法を 使うゼノスは治癒師のライセンスも 持たない。 行く先をなくしたゼノスが路地を 歩いていると、腹を刺された瀕死の エルフの少女リリと出会う。 「大丈夫だ、この程度なら助かる」 「……あれ、痛くないし傷もない。 なんで元通りになってるの!?」 貧民街の外れにある廃墟街に ひっそりと開業した治療院を舞台に、 無免許天才治癒師による 無自覚最強ファンタジーが始まる―。
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