Anitick
第3話

調停神

エダ村の墓所掃除から無事、ラグ村に帰ることができたカイとジョゼ。カイはマカク族との戦闘の活躍により、村のみんなから一目置かれるようになり、一方ジョゼは、己の未熟さを痛感し一層鍛錬に取り組むことを決意した。

ふと、どこからともなく、鳥の声が聞こえてきたカイは、「谷に、行きたい…」と思い、夜中、こっそり村を抜け出し、しばし谷で過ごしていたところ、小人(コロル)族と名乗る者たちが近づいて来たのだった。

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神統記(テオゴニア)

人族の土地に攻め入る灰猿人(マカク)族、豚人(オーグ)ら亜人種との戦いが続く戦乱の時代。 ラグ村の少年・カイは村を守るため日々戦いに明け暮れていた。 「加護持ち」と呼ばれる強大な力を持った者たちにより厳しい戦いを強いられ次々と仲間が倒れていく中、突如、自身が経験した事がないはずの「不思議な記憶」を思い出す。 それはこの世界より文明が進んだ技術や人々の生活の知識だった。 そして、一人の村人に過ぎなかったカイだが、やがて大きな試練に巻き込まれていくことになり…。 過酷な世界で一人の少年の戦いと成長を綴る壮大なファンタジーがここに始まる。

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