Anitick
第22話

あの夏へ

恋人として、『二人きり』の楽しい時間を過ごす羽依里としろはであったが――現像された写真や、チャーハン、見知らぬ紙飛行機などに触れ、なにか欠落したような思いに囚われてしまう。

そんな中、二人は何かに導かれるように夏祭り会場へ向かう。

夜空を彩る花火を見上げる羽依里としろは。そこで二人の手をぎゅっと握る、小さな手が……。

その瞬間、羽依里としろははすべてを思い出して――

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Summer Pockets

眩しさだけは、忘れなかった。 亡くなった祖母の遺品整理のために夏休みを利用して、 鳥白島にやってきた主人公の鷹原羽依里。 祖母の思い出の品の片付けを手伝いながら、 初めて触れる「島の生活」に戸惑いつつも、順応していく。 海を見つめる少女と出会った。 不思議な蝶を探す少女と出会った。 思い出と海賊船を探す少女と出会った。 静かな灯台で暮らす少女と出会った。 島で新しい仲間が出来た── この夏休みが終わらなければいいのにと、そう思った。

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