第19話
まほうのえにっき
「おかーさんといっしょに、したいこと……ある」
うみの願いを叶えるため、羽依里としろははうみと『疑似家族』の関係を築いていく。
うみのためにプールにウォータースライダーを作ったり、紬と一緒に歌を歌ったり、鴎の協力で絵本を描いたり――羽依里としろは、うみは本物の親子のように、楽しい時間を過ごしていく。
「ちゃんとおかーさん出来てるなら、うれしいかな」と、嬉しそうに話すしろはであったが……。
うみが未来を予知するような言葉を発するのを目の当たりにしたしろはは、とつぜん母親役を辞めると告げて――
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Summer Pockets
眩しさだけは、忘れなかった。 亡くなった祖母の遺品整理のために夏休みを利用して、 鳥白島にやってきた主人公の鷹原羽依里。 祖母の思い出の品の片付けを手伝いながら、 初めて触れる「島の生活」に戸惑いつつも、順応していく。 海を見つめる少女と出会った。 不思議な蝶を探す少女と出会った。 思い出と海賊船を探す少女と出会った。 静かな灯台で暮らす少女と出会った。 島で新しい仲間が出来た── この夏休みが終わらなければいいのにと、そう思った。
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