Anitick
第9話

紬とツムギ

羽依里と静久の前から、突如として姿を消してしまう紬。二人は紬を探すべく、ヴェンダース邸の場所を島の人達に訊いて回る。

そこで、駄菓子屋のおばーちゃんから、灯台守が金髪の女の子を探し回っていたという昔話を聞かされる。

鳥白島ではたびたび『神隠し』が発生したらしく――かつて姿を消した金髪の女の子のことを最後に知っていたのは、亡くなった羽依里の祖母だったと教えられる。

嫌な予感を覚えながら、ヴェンダース邸に向かう羽依里と静久。

そこで、『ツムギ・ヴェンダース』の日記を発見して――

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Summer Pockets

眩しさだけは、忘れなかった。 亡くなった祖母の遺品整理のために夏休みを利用して、 鳥白島にやってきた主人公の鷹原羽依里。 祖母の思い出の品の片付けを手伝いながら、 初めて触れる「島の生活」に戸惑いつつも、順応していく。 海を見つめる少女と出会った。 不思議な蝶を探す少女と出会った。 思い出と海賊船を探す少女と出会った。 静かな灯台で暮らす少女と出会った。 島で新しい仲間が出来た── この夏休みが終わらなければいいのにと、そう思った。

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