第11話
夏の蝶と夜の少女
繰り返される夏休み――叔母の鏡子から祖母の遺品整理の手伝いに誘われ、鳥白島にやって来た羽依里。
少年団による歓迎会が開かれ、すっかり島に馴染んでいく。
中でも、駄菓子屋でバイトをするちょっぴりムッツリスケベな女の子、空門蒼とは『長年ペアを組んだ混合ダブルス選手のようだ(天善談)』と称される仲になっていた。
なぜかいつも眠そうにしている蒼。
島を守る巫女の一族である空門家には、なにやら特別な『お役目』があるようで……。
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Summer Pockets
眩しさだけは、忘れなかった。 亡くなった祖母の遺品整理のために夏休みを利用して、 鳥白島にやってきた主人公の鷹原羽依里。 祖母の思い出の品の片付けを手伝いながら、 初めて触れる「島の生活」に戸惑いつつも、順応していく。 海を見つめる少女と出会った。 不思議な蝶を探す少女と出会った。 思い出と海賊船を探す少女と出会った。 静かな灯台で暮らす少女と出会った。 島で新しい仲間が出来た── この夏休みが終わらなければいいのにと、そう思った。
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