第13話
比翼の蝶たち
未練を残して亡くなった人の記憶の残滓――それが、七影蝶。
蒼が探しているのは、何年ものあいだ昏睡状態に陥っている双子の姉・空門藍の七影蝶だった。
優れた姉に負い目を感じていた、かつての蒼。嫉妬から引き起こした軽率な行動のせいで、姉を事故に巻き込んでしまった過去を羽依里に打ち明ける。
蒼の悔恨の思いを受け止め、力になりたいと訴える羽依里。いつしか惹かれ合っていた2人は、夜の森で結ばれる。
翌朝、幸せに包まれる羽依里と蒼。そこへ、藍の異変を告げる島内放送が流れて――
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Summer Pockets
眩しさだけは、忘れなかった。 亡くなった祖母の遺品整理のために夏休みを利用して、 鳥白島にやってきた主人公の鷹原羽依里。 祖母の思い出の品の片付けを手伝いながら、 初めて触れる「島の生活」に戸惑いつつも、順応していく。 海を見つめる少女と出会った。 不思議な蝶を探す少女と出会った。 思い出と海賊船を探す少女と出会った。 静かな灯台で暮らす少女と出会った。 島で新しい仲間が出来た── この夏休みが終わらなければいいのにと、そう思った。
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