第4話
真夏の神のいたずら
今夜は久しぶりの夏祭り。浴衣に袖を通した栞奈はタケ坊たちと共に祭りの夜を楽しんでいた。そんな中、栞奈は執拗な父親の追跡から逃げる少女、綾乃と出会う。彼女が落とした巾着袋を渡そうとそのあとを追いかける栞奈。だが……綾乃は神社の境内で忽然とその姿を消してしまう。そして、綾乃の父は愕然としてこう呟く……『神隠しだ』と。実は、彼の妻である綾乃の母もまた10年前にこの神社で神隠しに遭い、それ以来姿を消しているというのだ。この二つの事件の繋がりは、そして二人はどこへ消えてしまったのか。
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中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。
これは拝み屋 京極堂がまだ古書店を開く前の物語──。舞台は戦後間もない昭和23年、東京。新制高校の二年生に進級した日下部栞奈は、国語の新任講師・中禅寺秋彦と出会う。栞奈の周囲では、怪異にまつわる奇々怪々な事件が次々と発生。今日もまた、栞奈は助けを求め、仏頂面の中禅寺先生が待つ図書準備室の扉を開けるのだった──。教師と女生徒の凸凹コンビがおくる学園青春怪異奇譚、ここに開幕!
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