Anitick
第10話

ブラウニーのいたずら/サロメの首

噂が噂を呼び、栞奈の元には今日も怪異に関する相談が舞い込む。まるで、妖精の魔法のように美術室から消えたスケッチブックの行方を追う『ブラウニーのいたずら』。旧校舎をはじめ、様々な場所で目撃される白装束を身にまとった生首を持ち歩く女。その怪異の正体を巡る『サロメの首』。様々な難問を前に頭を悩ませる栞奈。だが、いつまでも中禅寺が答えを出してくれるのを待つ彼女ではない。中禅寺に相談をしながらではあっても、少しずつ栞奈は自分なりに怪異と向き合い、その解決方法を模索していく。

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中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。

これは拝み屋 京極堂がまだ古書店を開く前の物語──。舞台は戦後間もない昭和23年、東京。新制高校の二年生に進級した日下部栞奈は、国語の新任講師・中禅寺秋彦と出会う。栞奈の周囲では、怪異にまつわる奇々怪々な事件が次々と発生。今日もまた、栞奈は助けを求め、仏頂面の中禅寺先生が待つ図書準備室の扉を開けるのだった──。教師と女生徒の凸凹コンビがおくる学園青春怪異奇譚、ここに開幕!

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